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上水道の無い町

北海道のほぼ中央に位置し、大雪山国立公園の麓にある人口約8,000 人の小さな町。そんな東川町は、全国的にも珍しい、北海道でも唯一の、上水道の無い町です。

 

その秘密は、大雪山の大自然が蓄えた雪解け水が、長い年月をかけてゆっくりと地中深くにしみ込み、ゆっくりと東川町へ大切に運ばれてくるからなのです。大自然の恵みを、東川町の住民がおすそ分けしてもらっているわけです。

 

東川町で暮らす人たちは、生活水として利用しており、天然の美味しい水で育ったお米や野菜は格別です。また、豆腐や味噌など東川町の地下水を惜しみなく使い、本物の味を追求した加工品や、飲食店でも水の恩恵を受けています。

 

取水場

【注意】 ※飲用の検査は受けていますが、飲用は個人の責任において行って下さい。

『大雪旭岳源水』は、大雪山の自然が創りあげた銘水として知られ、良質で美味しい地下水に恵まれた東川町の中でも最上級の水です。

ミネラルが豊富にバランスよく含まれ、水温も約6 ~7度と通年を通して一定で、勢いよく湧き出ています。(湧出量1 分間に約4,600L)
 源泉から引水している「大雪旭岳源水岩」の取水場では、どなたもご自由に水をくみ取ることができます。

冬期間も駐車場と取水場付近はきれいに除雪されており、一年を通してご利用いただけます。春から秋にかけては取水場から続く木道を歩いて源泉を訪れてみて下さい。源泉から流れる小川には苔生した岩が並び、真夏でも木陰が涼しく、心癒される場所です。源泉から湧き出す水はは取水場よりも1度ほど低く、より鮮度を感じられます。

 

住所:上川郡東川町ノカナン

利用:年中無休 ※トイレは11月~4月閉鎖

駐車場:小型 12台 大型 2台

お問合せ:TEL/0166-82-2111(東川町役場公共施設サービス課)

 

東川の水を持ち帰る

大雪旭岳源水のおいしさをそのままに残したペットボトルの水が販売されています。500ml と2L の2 サイズがあります。

工場は大雪旭岳源水の源泉からほど近い場所にあり、工場内の40トンある受水槽へ、湧き水を直接引き込むため、永い永い時をへて磨かれた大雪の雪どけ水の味わいがそのまま生かされています。UF膜ろ過方式を採用することにより、加熱殺菌処理をしない無菌充填が可能となり、 自然な味わいにこだわり、ボトルに充填していきます。

 

道の駅ひがしかわ「道草館」で好評発売中です。

 

 

成分表

硬度 92.1
カルシウム 21.8mg/l
マグネシウム 9.2mg/l
ナトリウム 13.9mg/l
カリウム 3.9mg/l
サルフェート(珪酸イオン) 42.0mg/l
ph 7.4(弱アルカリ性)
水温 7.3 度
湧出量 4,600l/min

 

 

大雪旭岳源水の情報はこちら(大雪水資源保全センター)

 

湧水そだちのグルメ

 

東川町は地下深くから湧き出す水で生活しています。もちろん東川町で育つ農作物もこの美しい水で育っています。

東川町内のレストラン・カフェ・ベーカリーなどは、この水を求めてやってきた移住者がオープンしたお店も少なくありません。

のんびりとした田園地帯と、新たにオープンする素敵なお店とが東川らしい雰囲気を生み出しています。

 

 

詳しく見る

 

 

「ようこそ東川」は一般社団法人ひがしかわ観光協会が運営する北海道東川町の観光情報を提供するホームページです。

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