ひがしかわ観光協会は持続可能な観光地を目指したカーボン・オフセットの取り組みを実施します。旭岳カーボンオフセットプロジェクトはHigashikawa Carbon Offset Projectの一環として、町を訪れる人々に持続可能な観光地を目指し、温暖化対策に取り組んでいる姿勢を示すものです。
日本最大の国立公園「大雪山国立公園」にある北海道最高峰を誇る「旭岳」(標高 2,291m)には毎年多くの方々が登山・ハイキング・ウィンタースポーツを楽しみに訪れています。また、標高1,600m地点にある旭岳温泉は大正時代に開湯以来、長年にわたり良質な泉質で慕われています。
その麓にある東川町はその大雪山系の山々降り積もる雪が解け、長い年月を経てミネラルをたっぷりと含んだ湧水を毎日の生活水として恩恵を受けています。
このプロジェクトは国立公園を通って旭岳までの移動距離を車両を利用した場合に排出されるCO2を算出し、旭岳エリアの有料駐車場料金の一部からオフセットをするというものです。地球温暖化対策への貢献と、旭岳利用者への啓発活動と目的として行います。
訪れた人にとっても、住む人にとっても、旭岳と大雪山系の山々の雄大な景色と、季節ごとに見られる木・花・紅葉・雪といった自然の美しさがこの先も続くことを願う活動です。
このプロジェクトでは大雪山国立公園の入口から旭岳までの移動距離に車両から排出されるCO2を算出し、駐車場料金の一部からオフセットします。
実施期間:2024年7月1日~10月31日
①旭岳ロープウエイ駐車場 7月1日~10月下旬
②旭岳ビジターセンター 7月1日~9月30日
駐車場料金:500円/日 駐車場入場時に回収されます。
★9月中旬から下旬の紅葉時期には多くのみなさまに旭岳にお越しいただいています。
みなさまのご協力をお願いいたします。
(参考)
⏹︎今回は国立公園入口から旭岳温泉までの距離を基準として算出しました(片道)
温室効果ガス排出量=走行距離÷燃費×排出係数 (※試算式は1台当たり)
走行距離(片道):11km 燃費:18.9km/L ガソリン排出係数:2.29 kg-CO2/L
1台当たりのCO2排出量 2.7kg
⏹︎オフセットされる見込みのCO2(2023年度実績より)
・旭岳ロープウエイ 17000台 相当のCO2排出量 45トン
・旭岳ビジターセンター 5,520台 相当のCO2排出量 15トン
A portion of the CO2 emissions from transportation will be offset through parking fees.
Let’s preserve the breathtaking beauty of Asahidake for future generations.
実施:一般社団法人ひがしかわ観光協会
北海道上川郡東川町東町1‐1‐15
協力:東川町/ワカサリゾート株式会社旭岳ロープウェイ事業部/旭岳ビジターセンター(東川町大雪山国立公園保護協会)/公益財団法人北海道環境財団
【本件に関するお問合せ先】
運営:access-Hokkaido
合同会社WILCOCK
Email:higashikawa(α)access-hokkaido.com