忠別湖は、石狩川水系忠別川の上流部、旭川市中心部と旭岳の間に位置し、洪水調節、水力発電、上水道の供給、かんがい用水の供給、流水の正常な機能の維持を目的とし、平成19年に完成した多目的ダムです。 ダム湖周辺には眺望できる駐車場が数か所あり、雄大な自然とともに、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。無風の日に鏡のような湖面に映る旭岳の様子は絶景です。
七色の噴水は忠別湖の東側にあるフクロウ池にある高さ14.8mの噴水です。大雪旭岳源水の源泉湧水口からフクロウ池までの高低差を利用し、電力を使うことなく自噴しています。
この噴水に太陽光が当たると虹が現れるため、七色の噴水と呼ばれています。虹の出現は季節による太陽光の角度や風などの気象条件によって左右されます。タイミングが合わないと虹を見ることができませんが、うまく撮影ができればきっと幸せな気分になれます。
虹が出現する可能性についてはこちらのグラフを参考にしてください。夏の朝がねらい目です。
忠別湖周辺は丘や柱状節理が囲み、6月には新緑が、10月には紅葉が湖の水面に美しく映え、多くのカメラマンが訪れる撮影スポットです。
湖は周囲を森に囲まれているので、比較的風も少なく穏やかな場所で、鳥のさえずりが聞こえてくる癒しのエリアは、ドライブや最近はサイクリングを楽しむ姿を多く見かけます。
湖の周辺にはいくつか駐車スペースが設けられ、東屋やベンチが設置されて休憩することもできます。
「親水広場」は湖際が砂浜になっており、ボートやカヤックを接岸させるのに便利な場所です。ボートを浮かべて釣りをしたり、カヤックやSUP(サップ)で北海道の自然を味わったりと、それぞれのアクティビティを満喫する姿がみられます。