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滝見台コース情報 2005年6月15日
難易度
距 離
往復 約 3キロメートル
所要時間
登り: 約 1時間30分
下り: 約 1時間
持ち物
(あれば便利)
・トレッキングシューズ
・ストックまたは杖
・タオル
・虫よけスプレーなど防虫グッズ
・飲み物(500ml以上)
・携帯食
消費カロリー

往復約 1300kcal
(成人男性 体重70kgの場合)

※上記所要時間は、標準的体力の人が行動することを前提とし、休憩時間などを含まない時間になります。

滝見台コース 入口 [Stock]
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滝見台コース 入口

 滝見台コースは、羽衣の滝の全容が見られる場所であるとともに、トムラウシ山への登山口でもあり、大変人気のある登山道です。 滝見台への距離は約1.5キロメートル。距離だけを見ると楽なコースだと思いがちですが、最初の230メートルは大変急な斜面を登るので、かなりの体力を消耗してしまいそうですが、そこは気合いでカバー。
 まず、出発前に装備の確認をします。羽衣の滝園道と違って、道が整備されているわけでは無いので登山靴は必需品です。帰りにこの急斜面を下ってくることを考えると、膝への負担を軽減するストックがあれば便利。さらに、コース序盤で思った以上に体力を消耗する為、携帯食・飲み物なども持って行きましょう。また、湿度の高い日は蚊やブヨが非常に多く、汗もかきやすいので、タオルと虫よけスプレーなどもお忘れ無く。
 さて、準備が整いましたら、入林届けに記帳して出発です。これは、万が一道を誤って遭難してしまった場合など、唯一の情報源になり、記帳が無いと行き先等の情報が全く無い為、当然捜索に時間がかかってしまい、助かる命も助からなくなってしまいます。よほど登山に自信があるとしても、何が起こるかわからないのが登山です。入林届け・入山届けがある場所では必ず記帳することを心がけましょう。
 登山道入口付近には5月中旬にはエゾエンゴサクの群落が見頃になります。天人峡で見られるエゾエンゴサクは青色ですが、札幌の八剣山では紫・白・水色・青紫と、かなりの亜種が存在するようです。地面を青く染めるかのようなエゾエンゴサクの群落は、まるで青いカーペットのよう。
 登山道に目を移すと、斜面がまるで壁のように思えてきますが、美しい景色を見るためにと自分に言い聞かせ、さあ出発です。

入林届けは必ず書きましょう! [Stock]
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入林届けは必ず書きましょう!

 登り初めて約10分。やはり急な斜面なので歩きづらい。おまけに道幅が1メートルも無く、木々や植物が登山道を覆い隠すように生育しているので、余計に歩きづらく感じてしまいます。
 うっかりしていると、足を踏み外してしまいそうな場所が何ヶ所もあり、慎重に一歩一歩登って行きましょう。ふと後ろを振り返ると天人峡の温泉街がものすごく小さく見えました。わずか10分ほど登っただけですが、足下に集中していたせいか、かなり高いところまで登ってきたことに全く気がつきませんでした。
 ある程度の高さまで登ると、わずかながら道幅が広くなるので、少しは周りの景色にも注意を逸らす余裕が出来るようになります。3分1程登ったところに、白い花が道に散乱しており、何かなーと上を見るとオオカメノキの花びらでした。本来であれば4~5月頃に咲く花なのですが、天人峡は平地に比べると気温が低いため、約1ヶ月遅れて開花するようです。
 あたりを見回すと、森の中に紫色の花が美しく咲いています。これはエゾムラサキツツジです。この花はツツジの中でも最も早く咲き、山々に春の到来を告げる花として親しまれています。東川町の町花としても有名です。綺麗な花だからといって、ついつい近くへ寄って観察したい気持ちもわかりますが、、崖付近などに咲いていることが多く撮影・観察する際は十分、足元に注意しましょう。
 植物や野鳥のさえずりを楽しみつつ、半分ほど登った地点に木造の階段が現れます。階段の下段部分が崩れ落ちてぬかるんでおり、階段を通行する場合はくれぐれも足元に注意して下さい。

滝見台まであと1.2km [Stock]
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滝見台まであと1.2km

 階段を登った後は、しばらく同じような景色が続きますが、40分程登ったところで残り1200メートルの看板が見えてきます。あれだけ登ったのにまだ1200メートルもあるのかと思いきや、ここで登りは終了。後はなだらかな道を歩いて行くだけですのでご安心を。
 昨年(2004年)の台風の影響でかなりの量の倒木があり、幸い登山道にそれほど影響は無かったようですが、大きな木々がバッキリと折れている姿は、自然の力の強大さを感じられました。森を眺めつつ進んで行くと、ヒメイチゲ・ミツバオウレン・ズダヤクシュなどの植物が見られ、その中でもヒメイチゲはとても小さな花ですが、以外に背が高く茎が細い。そのためちょっとした風でもゆらゆらと揺れてしまい、とても撮影しづらい花でした。
 ミツバオウレンは葉が3枚、黄色い花弁5枚が特徴の1.5cmほどの小さな花で、ひっそりと咲いている姿は実に可憐な印象を受けます。
 ズダヤクシュは、一見スズランに似ているのが特徴で、漢字で書くと喘息薬種(ズダヤクシュ)。名前の由来は、喘息に効く薬草ということからだそうで。「ズダ」は長野県の方言で喘息を意味するそうです。

 ここで見られる植物はどれも小ぶりな花が多く、注意していないと見落としてしまいます。綺麗な花びらを付ける植物は日光が当たる場所を好んで生育しますので、光が当たっている場所を注意しながら歩いてみると、普段なら見落としてしまうような植物と出会うことが出来るかもしれません。
 残り500mの看板を過ぎた地点には、木造の椅子が備え付けられており、絶壁のような斜面を登り疲弊した身体を休めることが出来ます。ですが、この先10分もしないうちに滝見台へ到達しますので、もう少しだけ頑張ってみましょう。

看板付近に備え付けられた椅子 [Stock]
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看板付近に備え付けられた椅子

 ベンチから10分ほど歩くと視界が一気に開け、滝見台に到着です。東方に旭岳・後旭岳、北方には羽衣の滝の全容が、旭岳下方には敷島の滝をも望むことができ、この壮観な景色を前に、しばし時を忘れて見入ってしまいます。滝見台にはベンチが設置されておりますので、下りに備え疲れを十分に回復することが出来ます。峡谷から吹いてくる風がまた心地良く、素晴らしい景色を眺めながらの休息は、道程の疲労を吹き飛ばしてくれます。また、ここは蚊・ブヨが非常に多く、ベンチに座って油断しているとあっという間に刺されてしまいます。定期的に虫よけスプレーを使うなど防虫対策に気をつかいましょう。かなり防虫対策には気を使っていたつもりなのですが、下る準備をしている最中、身体中を刺されしまい、さんざんな目にあいました。

滝見台からの旭岳、後旭岳 [Stock]
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滝見台からの旭岳、後旭岳

 まだまだ体力に余裕のある方は、滝見台からもう少し進んでみましょう。さらにトムラウシ方面へ4km程(約1時間半)進むと森林限界に達し、第一公園(1,360m)という高山植物のお花畑があります。そこは、チングルマをはじめエゾコザクラ、ワタスゲ、アカモノ、サンカヨウ、ミズバショウなど様々な高山植物や美しい景色を見ることができます。そこは、まさに「カムイミンタラ」「神々の遊ぶ庭」のように大変素晴らしい場所で、体力・時間に余裕のある方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

滝見台からの羽衣の滝 [Stock]
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滝見台からの羽衣の滝

 さて、滝見台コースは登りよりも、実は下りのほうが注意が必要です。急な斜面を下りますので、下りの勢いを体全体を使って止めないといけません。膝や足首など思った以上に負担が掛かり、特に小さな岩を足場にする場合は注意が必要です。多くの遭難事故は、下りに発生していますので、最後まで気を抜かずお気をつけて、帰路についてください。さーてすがすがしい汗をかいた後は、天然温泉、100%源泉掛け流しの温泉に入って疲れを癒しましょう。


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